fxで大切な3つのこととは、「手法」「資金管理」「メンタル」である。
これらはどれ一つ欠けてはならない重要な要素であるが、とかく、「手法」ばかりに傾倒しがちではないだろうか?
あれやこれといろいろな手法に手を出したが上手くいかない。一体、どうすればいいんだ!とお困りの方は、先に挙げた、ほかの重要な要素に目を向けた方が良いかもしれない。
手法
これは多くの方が勉強されていることで、すでに自分なりの手法を持っているトレーダーは多いだろう。私が思うに多くのトレーダーはある程度の手法を確立していると思われる。もうこれ以上は手法を追い求めずに、「資金管理」や「メンタル」の力をつけていけばいい。
ただ、自分の手法がどの程度、機能するのか把握することは「メンタル」の面で重要なことなので、過去検証は必須となる。
これを怠れるというのであれば、実践でその感覚を養わなければならない。ある程度の損失は覚悟せねばならないだろう。
まだ、これといった手法がない方はネットやYouTubeにわんさかあるので、自分にできそうな手法をとりあえず、身につけてみるといいだろう。
資金管理
トレードを行う際、どの程度の損失を許容するか、また、その際に得られる利益はどのくらいか。リスクリワードや期待値といわれるものだ。
マーケットというの確率的なもので、どんなに絶好の機会と思っても負けるときはある。
そんな時、ルールに徹底し、躊躇いなくロスカットすれば損失を最小限に抑えることができる。
メンタル
ある意味もっとも重要かもしれないのがメンタルだ。優れた手法も、優れた資金管理もそのルールを守らなければ機能しない。
しかし、エントリーすべきでないところで待ちきれずにエントリーしたり、ロスカットすべきところでロスカットできず、損失を広げてしまう。
負けが続き、損失が増えていけば、メンタルは崩壊寸前だ。
そうならないためにどうするか?メンタルを鍛えて強靭なメンタルを作る?
答えは、メンタルを鍛えるというより、メンタルがぶれない状態に持っていくだ。
なぜ、メンタルは脆いのか?それは、連敗が続いたり、損失がどこまで増えるかわからないからだ。
それを防ぐためには過去検証をし、自分の勝率、期待値などを把握していれば、度重なる連敗にもメンタルが耐えうるようになる。
ぶっちゃけ、自分の手法とマーケットの方向が一致したとき、自分の手法が正しいから一致したのか、それとも偶然一致したのか、そんなものはわからない。
だけど、過去検証を繰り返した結果、それで利益が出そうだと分かれば、自信をもってエントリーを下せる。
要はみんな上がるか下がるかなんてわからない、でも、利益を出すためにはリスクを取らなければいけない。そんな時、背中を押してくれるのが過去検証の結果である。それが支えとなってメンタルを保つことができる。