fxにおける資金管理のやり方

リスクリワードを決める

今回は、私の資金管理方法について、説明します。

まず、重要なのがリスクリワードです。これができると損小利大のトレードが可能となります。

私はリスクリワードは

損失:利益=1:2

です。

この比率はトレード手法、勝率、その人の精神的強さ、性格により異なるので一概にどの比率が良いかはわかりません。自分で見つけるしかありません。とりあえず、最初は適当に決めればよいでしょう。少なくとも損失より利益が大きくなるようにした方が良いでしょう。

トレードの勝率を求める

リスクリワードを決めるにあたって、勝率も重要です。いくらリスクリワードが高くてもトータルで利益が出なければ意味がありません。まずは自分のトレード手法を過去検証し、勝率を求めましょう。私は50回のトレードで1セットとして過去検証を行っています。

これはトレードにおいて面倒くさくて、地味な作業です。記録用のシートを作ったり、ぶれないトレードをするために明確な手法のルールを作らなければなりません。

初心者の方はこの壁にぶつかり、逃げてしまうかもしれませんが、初めから完璧である必要はありません。

できてなくてもいいからやってみる

でいいのです。

fxで成功している人のYouTubeの動画を見て、さも最初からその手法を使いこなしているかのように錯覚してしまいますが、その人だって、いろいろな失敗を重ねて、今に至っているのです。ですから、皆さんも「こんなことできないよ」と思わず、やってみる、そして、失敗するでよいのです。

「上手くいかないということが分かった」、それで十分です。

リスクリワードで変化する勝率

例えば、

1、「コインの表なら買い、裏なら売り」

2、「損益:利益=1:1」

とした時、勝率は50%となります。

そこで、2を「損益:利益=1:2」とすれば、10回トレードしたとき、損失5に対して、利益が10になり、トータルで+5で勝てると思うでしょうが、そうは問屋が卸しません。

利益の値幅が損失の値幅の2倍となるわけですから、当然、そこへ到達する可能性は50%よりも下がります。実際の勝率は33%となります。

つまり、単純にリスクリワードの比率を上げても、それに伴い、勝率も下がってしまい、結局は「損益:利益=1:1」とトータルでは同じになります。

自分の手法の勝率がどの程度の精度なのかはコイントレードを基準にして考えるとよいでしょう。

「損益:利益=1:2」なら、33%以上の勝率を出せば、損益がプラスに傾き、33%以下ならマイナスになります。この損益分離点の勝率を突破するために手法を用いるのです。

「損益:利益=1:2」で勝率が33%よりも低いのであれば、その手法はコイントレードよりも悪いため、改善の余地ありです。

長くなってしまったので、今日はここまで!

ありがとうございました。